からだの使い方が分からない子ども@親子で姿勢改善アクティブ・コンディショニング教室
生活様式の変化とともに、生活スタイルも変化したことを
数回にわたってコラムに書いてきました。
今回は、その生活様式の変化でもありますが、私たちのからだの使い方にも
変化をもたらした物について見てみます。
このコラムをご覧になっている今、どのような姿勢をされていますか。
パソコンか携帯・i phone・スマートフォンなどでしょうか。
場所はオフィスですか、それとも自宅ですか。
いずれにしても歩きながらというよりは、座って読んで下さっている方が
多いのではないかと勝手に想像しています。
座っている方はどこに・何に座っていますか。
「座る」については『姿勢に影響する生活様式①』のコラムをご覧ください。
「座る」ための家具もいろいろなものがあります。
オフィスの椅子、食卓の椅子、リビングのソファなど。
また、移動の際には車・バス・電車などのシートも座りますね。
さて、その椅子やシートにはどのように座っていますか。
「普通に・・・」と言うしかないかもしれませんね。
背もたれはいかがでしょうか。
背中を背もたれに預けて座りますか。それとももたれずに座りますか。
もうひとりの自分がいるとして、今の姿勢を横から見たらどう見えますか。
座っている人も立っている人も、無意識の姿勢、
たぶん普段の姿勢だと思いますが、客観的に見てどうでしょうか。
① いいと思う
② そう悪くない
③ 良くはない
④ 悪いと思う
③と④はよくある「悪い姿勢」といわれる「猫背」ではないでしょうか。
「猫背」の姿勢は背中が丸くなっていて、頭が前に突き出ているように見えますね。
歩いていても、座っていても背中を丸くしている人をよく見かけます。
なぜ、そのような姿勢になるのでしょうか。
理由はいろいろとありますが、そのひとつ「座る」で考えてみます。
先ほど、どのように座っているかを考えました。
「猫背」になるかならないか、大きな違いは『骨盤』の傾きなのです。
椅子の座面に対して『骨盤』が垂直か、『骨盤』が後ろに倒れているか。
いつもはどちらの座り方に近いでしょうか。
両方をやってみましょう。
背中はどうなりますか。
その結果、「楽」だと感じますか。
それとも「きつい」と感じますか。
どのように「楽」ですか。どこが「きつい」ですか。
この続きについては次回以降のコラムでもう少し詳しく説明していきます。