健康寿命を延ばすには姿勢から
健康づくりの運動指導の仕事に携わって四半世紀が過ぎようとしています。
職業柄、みなさんから見た私の印象は、
・スポーツ万能
・いつも元気
・病気をしない
・姿勢がいい
・スタイルがいい・・など
とてもうれしく有難いのですが、実は全く違うのです。
こんなことを書くと、仕事に差し支えるのではないかと
ご心配をいただくかもしれませんね。
私がお伝えしたいのは、
『健康』は自分次第である
ということだけなのです。
さて、みなさんの印象と何が違うのかということに話を戻します。
まず、私はスポーツが万能ではありません。
どちらかというと苦手・・運動音痴といわれる類です。
体育はできれば避けたい授業でした。
そして、病気をしない、については、
現在はそうかもしれませんが、かつては病弱でした。
実は、小学2年生の冬に病気で入院して以来、
運動制限・食事制限がありました。
中学2年生まで体育は見学でした。
一番元気で活発に動き回る時期に、運動をしてはいけなかったのです。
給食も食べられませんでした。
抵抗力もなく、学校に行ってもすぐに熱が出て、1週間お休み。
小学3年生はそんな事の繰り返しで過ぎていきました。
それでも、まわりの友達は優しく、一緒に遊んでくれました。
家の近所では年齢の違う子供同士でいろんな遊びをしていました。
徐々に熱を出さなくなり、風邪を引くことも少なくなり、
病院に行く頻度も減ってきました。
中学3年生くらいから体育の授業も受けるようになりましたが、
とっても嫌だった気持ちを今でも思い出します。
小学生~中学生であたりまえに経験する体育の授業を
私は一切やっていないのですから。
「できない」から「やりたくない」
「体育は嫌い」
体を動かすことに対し、「自分にはできない」という
コンプレックスを大人になるまで持っていました。
高校生になると、思春期の女の子の一番気になることに悩まされました。
子供から大人になる過程で、ふっくら、ぽちゃぽちゃしてきたのです。
その悩みはなかなか解決せず、数年続きました。
「○○ダイエット」・・いろいろと試しました。
が、すぐにリバウンドです。
当時流行っていた、ダンスの映画に感動して、
「これなら楽しそう」
「やってみようかな」
と思いはじめました。
運動やスポーツはできないけど、ダンスならできるかもしれない。
体を動かすことに前向きの気持ちが湧いてきたのです。
そして、習い始めたのが「ジャズダンス」
しかし・・・ここでも大きな挫折を味わったのです。