役割リーダー交替のシステム

村山るり子

村山るり子

テーマ:接遇/人材育成

おはようございます。本日も読んでいただきありがとうございます。

かつてリーダーといえば

リーダーといえば、部長、課長、係長、班長といった「長」の肩書きのつく、いわゆる職制のことをさしていた。
しかし、昨今では○○サークル、○○グループ、JK(自主管理)活動などの小集団活動の時代に入り、全員が
交替でリーダーになる '' 全員リーダー時代 ,, となった。
これが従来とは大きく異なるところである。

小集団活動で全員リーダーの時代へ


小集団活動は正確にいえば「小集団による自主管理活動」である。
上司の指令によるものを「他主」管理とすれば、グループのメンバーが自主的にどんどん仕事を進めていくのを自主管理と呼ぶ。だいたい5人から10人ぐらいの小さなグループを作り、互選でリーダーを選ぶ。
任命され、辞令をもらってなる職制とは違う。

小集団活動では、グループリーダーのほかに、役割リーダーを決め、全員が何らかの役割を分担する。
サブリーダー、記録リーダー、発表リーダーといった具合である。
ですから、新人でもすぐ何らかのリーダーになることも必要な時代ではないでしょうか。

この場合、新人が先輩に「命令」することではありません。
ここでは命令・服従の代わりに、「信頼・協力」となる。ここがきわめて新しい仕事の仕方ではないでしょうか!

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