「NO」が言えない優しさが、自分を苦しめていませんか?
幼いころから
「条件付き」で育てられた、
そのような人は
他の人の顔色を過剰に気にするようになります。
条件付きの愛と
無条件での愛との違いってなんでしょうか?
条件付きの愛とは、
「●●できたら」
「▲▲しないと」
という“条件”がある愛です。
たとえば:
〇良い子にしていれば褒められるけど、そうでなければ無視される
〇成績が良ければ愛されるけど、悪ければ叱られる
〇親の期待通りに行動すると受け入れられる
こういった経験が積み重なると、
「私は○○できないと愛されない」
「そのままの自分では価値がない」
という思い込みが生まれ
愛とは、“評価”や“結果”が基準になってしまいます。
「何もしなくても、自分は受け入れられる」
そんな安心感を持てずに育ってしまうのです。
このような人は
常に誰かの顔色を見たり、
期待に応えようと頑張り続けることになります。
「相手の価値観に合わせないと、好かれない」
「相手が喜ぶことをしないと、嫌われるかもしれない」
そんなふうに思い込んで、
気づけば、プレゼントをしたり、
ご機嫌をとるような行動をします。
けれど、その努力が本当のつながりを生むとは限らず
むしろ、その“頑張りすぎ”が
人間関係を苦しくさせてしまうこともあります。
作家のミゲル氏は、
「空腹は世界一のスパイスだ」と言いました。
愛情に飢えていると、
たとえ“本物じゃない”とわかっていても、
一時的な優しさやつながりに飛びついてしまいがちです。
でも、それは自己犠牲の愛。
そんな関係は、続けるほどに自分を苦しめ、
やがて人間不信にまでつながってしまいます。
もし、あなたが
相手に対して
「何かしてあげないといけない…」とか
相手の不機嫌が
「自分のせいかも…」とか
「相手を喜ばせてあげないと…」と
反応してしまうのなら、
一旦、深呼吸し、立ち止まってみましょう。
あなたが何もしなくても、
受け入れてくれる人と
なるべく過ごすようにしましょう



