会うと気分が下がる…「威圧的」「攻撃的」な人との関わり方
あなたは、
「自分と人との間に線を引くこと」に、
どんな印象を持っていますか?
ちょっと冷たい感じがする…
そう思う方もいるかもしれません。
でも実は、線引き(=境界線)こそが、
対人関係をスムーズにするためにとても大切なものなのです。
たとえば、隣の家と自分の家の間には“境”がありますよね。
アパートやマンションには“壁”があるはずです。
もしその境や壁がなかったら…
お互いのプライベートが丸見えになって、ストレスがたまるし、
トラブルの原因にもなってしまいます。
これは「物理的な境界」だけでなく、
心の中の「心理的な境界」にも同じことが言えるのです。
相手との間にきちんと線引きができていないと、
次第にこんなふうになっていきます。
それは本当に「自分の意見」なのか、
それとも「相手の意見」だったのか、分からなくなる。
自分が本当に大切にしていることが何か、
それとも、誰かの価値観をそのまま受け取っているのか、見えなくなる。
そして、どこまでが自分の責任で、
どこからが相手の責任なのかも曖昧になり、
気づかないうちに、怒りやストレスが積み重なっていくのです。
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相手と自分に線引きしたことで
距離を置かれた、
という経験があれば
相手の機嫌を損ねたくない
嫌われたくない
叱られるのが嫌で
他人に線引きできず、
自分の意見を抑え込んでいるという人もいるでしょう。
しかし、あなたが我慢することによって
更に関係は悪化しているはずです。
もしくは
それに気づいておらず
原因不明の体調不良に
なっている可能性もあります。
人間関係は生きている限り
ずっと続いていきます。
隣の家の人の話をしましたが
隣の家の人が犬を飼おうが
あなたが猫が好きなら猫を飼う
隣の家の人が焼肉を食べていようが
あなたがお寿司を食べたいならお寿司を食べる
あなたの友人が青い服を着ていても
あなたが赤い服が好きなら赤を着るのです。
同じように、
あなたの意見と相手の意見は違ってOKです。
人は人、自分は自分と
意識し考えていくようにしましょう。



