楽して生きるか、楽しく生きるか

「ない」と思うときこそ、誰かの目を借りてみる
探しものをしていて、自分ではどうしても見つからないのに、
誰かに探してもらうと、すんなり見つかった——
そんな経験、ありませんか?
それは「自分の目」だけでは気づけないことが、
「他の誰かの目」にはちゃんと映るからです。
あなたは、自分の中にある「好きな部分」や「大切にしたいところ」、言葉にできますか?
私が出会う方の中には、
「私には良いところなんてありません」
「自分の好きな部分なんて見つからないんです」
と話される方がいます。
けれど、それは「無い」と思い込んでしまっているだけ。
その思考が、言葉となって、現実を「無いもの」にしてしまっているのです。
それはあくまで“習慣化された考え方”にすぎません。
見方を少し変えるだけで、ちゃんと「ある」のです。
そんなときは、誰かに手伝ってもらいましょう。
自分では見えない魅力や強みも、他の人の目を通すと、ちゃんと見つかるものです。
たとえば、小さなノートを用意して、
家族や友人に「あなたの素敵なところ」や「個性」を書いてもらってみてください。
そして大切なのは、それを素直に受け取ること。
照れくさいかもしれませんが、その言葉たちは、きっとあなたを支えてくれます。
落ち込んだとき、不安なとき、心が折れそうなときの“お守り”にもなるでしょう。
「ない」ではなく「ある」に目を向ける練習を、
一人で頑張らず、誰かの力も借りながら少しずつ始めてみませんか?



