放射能汚染水も消費税も・・・
国土交通省の調査によると、仕事や買い物などで外出する人の割合が調査開始以来、ここ30年で最低になったそうです。
高齢人口の増加に加え、インターネットの普及によってネットで買い物をする若年層が外出しなくなっていると推定されるそうです。
特に休日に外出する人の割合が低くなってきているという結果に加え、年齢別で見た場合、なんと70代に比べて20代の移動の機会が減少しているとの分析結果が出ているそうです。
そう言えば、大手運送会社の従業員が配送の荷物に八つ当たりして、荷物を叩きつけたり蹴ったりする様子がニュースになっていましたが、ネットを通しての買い物が増加して、外出をせずとも買い物が出来るという状況が、商品の配送を請け負う運送会社とその従業員に大きなストレスを掛けているのかもしれません。
あらゆるものがネットと繋がり、簡単便利になるとどうなるのでしょうか?
「ioT(物のインターネット)」時代の到来と持て囃され、新たなビジネスチャンスと捉えられている昨今ですが、かつて「グローバル化」を大歓迎し、こぞって生産拠点を海外に移した結果、先進国にワーキングプアを生み出したのと同じ轍を踏まぬようにしなければ、単純にバラ色の未来だけが待っているわけではないと思います。
すでに「外出する人」が過去最低になったという状況が、未来へどんな功罪を及ぼすのかを慎重に判断すべきではないでしょうか?。
私としては、外出する人が減るという事が歩く機会をますます減らす事になり、そのために足周りのトラブルが増え、それがまた外出する気を無くさせるという悪循環になったりしないかと心配になってくるのです。
目まぐるしく進化するテクノロジーが社会状況に変化をもたらすスピードを速め、それが逆に将来に不安をもたらす要因になってはいないでしょうか?
何か逆説的な世の中になっているような気がしてしまうのです。
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