放射能汚染水も消費税も・・・
パリやベルギーやパキスタンやトルコなど各国でのテロの報道に接する度に、対立と恐怖を煽るテロに対する私たちの意識と行動が試されているように思います。
差別と貧困への不満や怒りが生きる事への絶望を生み、殉教者としての自爆死の方を希望として選択してしまうようなヨーロッパ各国の移民達が置かれている現状。
自爆テロのような悲惨な事態を招く原因そのものである差別と貧困を解消するための戦いこそ、テロとの戦いに根本的に勝利する条件なのではないでしょうか?
テロを力と管理や監視の強化で押さえ込もうとすれば、むしろ疑心暗鬼や新たな差別や対立を産むことになり、返ってテロを拡大再生産する要因にもなりかねません。
差別の解消と生活や権利の平等のための取り組みを推し進める事、対立を緩和する相互理解と融和のための行動こそが、何よりも求められているのだと思います。
ベルギーやパリでも地元のイスラム教徒達がテロに反対してテロの犠牲者を追悼する行動を起こしているとの報道がありました。
まさに、こうした声や行動を広げていく事こそが、大きな力となってテロとの戦いになるのだと思います。
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