中足骨骨頭部痛(ちゅうそつこつこっとうぶつう)と角質やタコ、魚の目の形成 その2
中足骨骨頭部痛は、「足の横アーチ」という親指の付け根と小指の付け根を結ぶ線上から甲にかけて形成されているドーム状のアーチ構造が足指の筋力低下や負荷を掛ける条件等によって潰れて扁平になり(開張足)、特に2番目と3番目の足指の付け根の骨が靴底や床に押し付けられてしまう事で痛みが発生したり、足裏に角質やタコを生じる障害です。
ですから、荷重の負荷や歩行時の足の動きによって押し付けられた足指の付け根の骨に大きな負担が掛かり続ける事で発症する足のトラブルです。
改善の方法としては、足指の先から靴先の間に1cm程の余裕寸を確保できるサイズのウォーキングシューズに、横のアーチサポートや土踏まずを支える機能を持ったインソールを入れ、靴紐を靴先からしっかりと締め、余裕寸を維持して履いて積極的に歩く事をお勧めします。
5本指ソックスと組み合わせて履いて歩くと、さらに足指の動きが促進されて運動効率がアップします。
家の中では裸足で椅子に座り、床に広げたタオルを足指で左右交互に掴んで持ち上げては離すというタオル掴み運動をお試し下さい。
片足20回を1セットにして、1日3セット程を続けてみて下さい。
室内履きとして布草履を履くのもお勧めです。
また、前のめりの姿勢で足先に強い負荷を掛け続けるような歩き方をしていると、中足骨骨頭部痛になるリスクが高まりますので、歩き方も見直しましょう。
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