戦争と平和
毎日新聞の記事によると、
アルバイトの若者たちに違法な労働を強いる「ブラックバイト」が横行する中、アルバイトの高校生たちが立ち上がる。賃金の一部不払いなどの労働問題を解決する高校生だけの労働組合「首都圏高校生ユニオン」が、月内にも発足する。
ということです。
「ブラック企業」「ブラック会社」「ブラックバイト」というように、明らかに不当な労働を強いる例を「ブラック」と呼ぶようになって久しいですね。
グレーゾーンという曖昧な色分けよりもはっきりと違法性を協調する「ブラック」という色。
企業収益の悪化、又は企業業績の伸びや利益を確保するために、いつの時代でも人件費の圧縮が一番手っ取り早く効果的な手段なのでしょう・・・。
経済や企業業績の悪化と共に増加する感のある労働環境の悪化。
ITやSNSの普及と相まって、アルバイトの高校生が労働基準法についての知識や情報の交換等がしやすい環境になっている事も一つの力になっているのかもしれませんし、何よりも個人加盟労組「首都圏青年ユニオン」に相談して待遇改善に繋がったことが、同じ問題で悩む周囲の友人を助けようという決意になったようです。
いつの時代でも、危機感や不信感、不正や不満は弱い立場の人と人を繋げる接着剤なのだと思います。
しかし、アルバイトの高校生が声を上げたという事は、とても大きな意味を持つ事だと思います。
これから社会人を目指す彼らにとって、この経験が大きな意味を持つ一歩となるように願わずにはいられません。
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