膝に負担を掛けない「正しい歩き方」と「健康靴」

日本人に多いと言われている「変形性ひざ関節症」ですが、歩き方や履き物の影響が大きく関わっている事をご存じでしょうか？。

筋力の低下で膝関節が不安定になると、歩き方や履き物の影響を受けやすくなり、膝にアンバランスな荷重が掛かり続けて膝関節の軟骨をすり減らし、やがて関節が変形してしまうというのが「変形性ひざ関節症」発症のメカニズムです。

日頃、膝関節に捻じれが加わるようなクセのある歩き方をしていたり、足元が不安定になる履き物を多用し続けた結果、ジワジワと膝関節にダメージを与えてしまうのです。

一方、筋力の低下は運動不足によって起こりますが、運動不足になると体重の増加が始まります。
膝は筋力の低下（運動不足）によって荷重の負担を受け易くなるのに、筋力の低下（運動不足）は体重増加の原因になり、膝への荷重の負担を増やしてしまうという悪影響の相乗効果のような状態に陥るのです。

膝が痛いからといって家に閉じこもり気味になったり、柔らかくて軽くてクッション性ばかりを重視した脱ぎ履きの簡単な履き物ばかりを選んで履いて歩いている方が多いように見受けられます。

さらに、痛みから逃れようと庇い歩きをしていると、逆にダメージを助長するような癖のある歩き方になってしまう場合があります。
このような環境下では、ますます膝関節の悪化が進み、その結果、膝の痛みは解消されずに困難な生活を強いられることになるのです。

不安定になった膝関節を安定させるには、足や足首をしっかりと安定させる機能を持つ「健康靴」を履いて、膝の痛みを軽減し、正しい歩き方を身に付けて、普段から積極的に歩いて筋力を取り戻すという「運動療法」に訴えるのが一番だと思います。

膝に負担を掛けない「正しい歩き方」と「健康靴」で、「変形性ひざ関節症」を克服しましょう！

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