ええっ？、こんなサンダル？

2016年6月21日

テーマ：膝の痛み

コラムカテゴリ：くらし

「膝が痛い、足裏が痛い」と言ってご来店下さった40代前半の営業職だという女性。
足元には５ｃｍ高のピンヒールのバックベルトサンダルを履いていらっしゃいます。
「たぶん、そのサンダルが原因だと思いますよ。」と私。
「ええっ？そうなんですか？」と女性。

早速、足のカウンセリングを始めました。
その結果、中度の外反母趾に膝下Ｏ脚、足裏の指の付け根に左右４か所ほどの角質が形成されているのを確認しました。
「ピンヒールのバックベルトサンダルで、足首が不安定な状態になったまま外回りのお仕事をされているので、膝関節まで不安定になっているのだと思います。それに外反母趾の原因である足の横アーチが扁平になっている状態がヒールでつま先立ちをしたような姿勢を作り、足の指の付け根に大きな荷重の負担が掛かって足裏の痛みの原因になっているのだと思います。」と解説する私。

「じゃあ、どうしたらいいんですか？」と女性。
「とりあえず、足に負担が少ないウォーキングサンダルを履いて実感してみませんか？」と私。
当相談室のオリジナル健康靴のウォーキングサンダルを履いて歩いて頂きました。
「ええっ？、こんなサンダル？」と女性。

「まあ、とにかく歩いてみて下さい。」と私。
歩き出す女性。
「あら、痛くない。すごーい、足取りが軽くなった。」と女性。
「足首を安定して支えるカウンターの効果と、足のアーチを支えるフットベッドインソールの効果が、靴底がしっかりした安定性のある靴とのコラボレーションで足を支えて歩行を楽にしているんですよ。」と私。
「でも、デザインがごっつい・・・。」と女性。
「そこは、機能性を重視したデザインなので、良薬口に苦しってことですかねえ。」と私。

女性は暫く迷っておられるようでした。
「しょうがない、パンツスーツになら似合いますよね。膝が痛くて仕事が辛くなるよりましか・・・。」と女性。
意を決してウォーキングサンダルをお買い上げ頂きました。

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