経済のグローバル化で追いやられた人々の怒り
時事通信の報道によると、
「東京電力福島第1原発事故で、昨年3月15日、放射性物質の拡散予測データ「世界版SPEEDI」の試算結果で、千葉市内で計測されたヨウ素を基に推計した同原発からの放出量が毎時10兆ベクレルという高い値が出ていたにもかかわらず、文部科学省と原子力安全委員会の間で十分な連携が取られず、現在も公表されていないことが3日、分かった。」
との事です。
原子力の平和利用という名の下に「国家プロジェクト」として原発を導入したようなものなのに、民間企業である電力会社に運営責任を押し付け、
それを監督官庁管轄の独立?組織と内閣府が管轄する独立?組織で安全性と運用の評価を判断するという日本独自の複雑で責任所在の曖昧な運営が続いてきました。
こういう曖昧な体制のまま、これ以上原発を運用し続けるのは絶対に許せないことです。
国会の運営や政治の混乱も社会福祉制度や国民年金の問題も原発の問題と根っこは同じだと思います。
第三者的な客観的、公的な体裁を装いつつ、お互いに責任を曖昧にした紐付き専従組織や専門家による利益誘導型で非効率な運営実態ばかり・・・。
こんな国や組織のままでは行き詰るばかりです。
何とかしなければなりません・・・。
フウ~ッ・・・。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/