足が痛い、靴が合わない原因を探る

小黒健二

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テーマ:足と靴

足は人の自立を支える大切な器官です。
足の指は大地を掴み、足首を安定的に支えます。
足首の上には膝、股関節、骨盤、背骨、肩関節、首、そして頭があります。
それらの器官や骨格は、土台である足が不安定になることで立位のバランスを崩します。
立位のバランスが崩れると、骨格を支える筋肉や腱に負荷や負担が掛かり続けて炎症を起こします。
崩れた骨格が関節の動きを強張らせたり、悪い姿勢を作り出します。
筋肉や骨格の負担が神経障害にまで至る場合もあります。

軟弱な地盤や脆弱な土台が建物を傾かせ、壁に亀裂が生じるのと同じで、足が脆弱になれば、体のあちこちに様々なトラブルが派生します。
歩くとが痛い、靴が合わない、合う靴がないと感じたら、足が脆弱になっていないかを検証してみる必要があります。
足が脆弱になる原因の多くが生活習慣によるものです。もちろん、病気や怪我による場合もありますが、それは原因が特定しています。
生活習慣が原因の場合には、徐々に長い時間を掛けてトラブルが進行しますので、なかなか原因が特定できません。
靴の履き方、歩き方、運動不足やデザインの好みだけで靴を履き続けることなどが、徐々に本来の足の機能を奪ってしまうのです。

偏平足や外反母趾、膝の痛みや腰痛に至るまで、生活習慣が原因で発症する場合があります。
生活習慣が原因ならば、生活習慣を改善すれば良いはずです。
靴の履き方、歩き方、運動不足やデザインの好みだけで靴を履き続けるような状態を見直せば良いのです。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/

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小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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