靴紐を結ぼう "Tying Your Shoelace"

小黒健二

小黒健二

テーマ:足と靴

セサミストリートでも靴紐の結び方を歌で教えていました。
欧米では、3歳位から靴紐の結び方を教えるようですね。



日本では幼児の靴と言えば面ファスナー(マジックテープ)かスリップオンの靴が主流なので、紐靴を履かせる事自体を避けています。

しかし、小学校の高学年になると、自然と紐靴の割合が増えています。
面ファスナー(マジックテープ)の靴を履いていると幼児みたいで嫌になるようですね。
背伸びし始めるのでしょう・・・。
しかし、ほとんどの子が紐を結びっぱなしにして脱ぎ履きしています・・・。
そして、手を使わずに素早く靴を履くために「かかとトントントン」ではなく、「つま先トントン」が自然に習慣となっています・・・。

靴をカカトに合わせて履いて、つま先に足指が動くための余裕寸を残し、靴紐を締めて脱げないようにする事はせず、つま先いっぱいいっぱいに足指を入れて素早く履くことが目的になっている日本の習慣。
この悪しき習慣が、子供の足の「浮き指」や「偏平足」や「外反母趾」や「巻き爪」の原因になっているとは誰も思っていないようです。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/

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小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

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