縁 を考える 生きていく流れのなかの縁 その5
1年ほど前にお墓を建てさせていただいたお客様
とても満足していただいて
喜んでいただいた。
3カ月前の11月
組合の旅行中に1本の電話
「余命3カ月になったからお伝えしようとおもって」
「その時がきたら家族の力になってね」
お客様からだった
お墓を建てるきっかけは自分の病気を知ったから
建てるときはそんな話一つもなかった。
そう、気が付いてみれば3か月が経過していた。
工場から会社に戻るとその方の訃報がとどいていた。
余命宣告を受けている方や病床でのお墓の話など何度も経験はしてきている
そういった方ほどお墓の事を真剣に考え
残された家族が向き合う場を作りたい
そして自分が満足して入りたいものを作るという気持ちが強い。
このような関わり
本人の想いや悲しみもひっくるめてこれからも向き合いたい
ただただ亡くなってしまうのは寂しいのだけど
やすらかにお眠りください。