こんな話を聞きました お父さんは。。。

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:お骨の行く先

先日、イベントごとの際にあるご住職がお話をされました。

ガンで若くして亡くなった男性のお子様の話

まだ幼いので死をしばらくは受け入れたくなかった様子

でも、母親が実家に戻る際にまだまだ大変なので遺骨はご主人の実家に預けてきたと。

ほどなくしてその子はお父さんがそばにいないと感じ、遺骨を分骨という形で分けてもらったそうです。

その時その子は「お骨はお父さんなんです」と言われたそうです。

お骨は形と命のあったお父さんの最後のカタチ

だからこそ傍にいてほしいと。

そしてまた少し時間は経過しそのお子様は

「お父さんをお墓に入れてあげたい」と言ったそうです。

近くに置いておきたいという気持ちに少し変化が生じたのです。

「お父さんの家はこれからはお墓」「家にちゃんと帰してあげないと」

お骨となったお父さんはお墓に入りました

「お骨はお父さんなんです」そう言っていた子は今

「お墓に来ればお父さんに会える」「お墓がお父さんなんです」と話すそうです。

お墓って何だろう?っておそらく近しい方をなくしたことがない方はピンとこないかもしれません。

でもお墓があることで救われる気持ちがあり、向き合うことができる。

実感するとともに、素敵な話を聞かせていただきました。

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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