コラム
庵治ストーンフェアに行ってきた2018 今一度考えてみよう
2018年6月13日 公開 / 2020年8月25日更新
庵治ストーンフェアの当日に地元のテレビ局でニュースが流れたらしい
お昼ごろの事とのこと
そこで何が起こったか?
午後から一般来場者がちらほら
しかも映像に映った墓石が気になり直接見たくてきたという人も見受けられた。
話を聞いていると、結構お墓のことに詳しかったりする。
そこも面白かった。
対応していた出展社の方々は自分の言葉でしっかりした対応をしていたが
その出展者の方はどちらかというと加工職
小売りは時々という
産地の方々はそういったしっかりとした言葉で消費者に伝えているが
いっぽうで、まちの小売店はどうだろうか?
自分の知識のない石は「もうない」と言い、形の事や金額のこととなるとその場で答えることもできない
あわよくばネットで知識を得てきたお客様の智識量の方が上回っていたり。
明らかに「もの」として扱ってきたからこんな事態なのだと思う。
しかも卸の方が一般消費者と話をすれ「小売りを始めたならもう取引しない「」とすごんでみたり。
今のこの混沌は小売店が作ってきたものだということに今一度むきあい
生活者の今の現状における、石材店としての提案を見せていかねばいけないとおもう。
産地の展示会はそういった意味では、エンディング産業展などと違い、その他の納骨方式とあまり比較されることもないから、なんとなく緩やかに時は流れていた。
ただ、供養という大きな括りの展示会に来た時に、たぶん石だけが並んでいるように見えるだろうなということも感じる。
お客様は基本何も知らない中で、いろんな石や加工品が並んでいてもそれを見分ける目を持っていないのだ。
だから「石が並んでいるだけ」という見方をしてしまう。
あわよくば私も最初のころは送であったが、石材店でも初めていろんな石に触れ、生活者と何ら変わらない感想を漏らすものもいる。
本当の意味での過渡期に来たと今回の展示会はおもった。
明治から続くいまの先祖代々のお墓の流れはいよいよ大変革となる。
セキザイテンとしてどこにシフトし舵をきるか
悩んでいる時間はなさそうだ
関連するコラム
- 波乱の一週間 2018-07-22
- 小さな石材店の仕掛けを考えよう 2018-01-30
- 石材店の役割とは何だ? 勝先生のセミナーから考える 鳴本石材店春の展示会 2018-04-13
- 人それぞれの墓じまい 2018-06-02
- 水と骨壺 今一度そこんとこ考える 2018-05-30
コラムのテーマ一覧
- 墓デミー賞
- お墓のみとり リ墓―ン
- 石材店向け講師
- お墓の行方
- 取材をしてみよう
- お骨の行く先
- ペットのお墓
- リ墓―ン お墓のリメイク・再生・手元供養
- レッツ!お墓まいり!
- 初めてのお墓作り
- ぜひここを確認してみてください。
- 建墓物語
- 大橋石材 重大ニュース
- お墓のリフォーム
- お骨の行く先2016
- お墓のみとり
- お墓用語の基礎知識
- 国内の石
- お墓コンサルタント
- 大切なこと
- 国産のお墓
- お墓を作ろう
- 取引先
- 供養あれこれ 横須賀 石屋
- 記事掲載 石材 職人 神奈川
- 永代供養 神奈川 横須賀
- 取扱い墓所 神奈川 横須賀
- 墓石工事 横須賀 神奈川
- セミナー・イベント情報 横須賀
- 墓石デザイン 神奈川 横須賀
- お墓関連情報 神奈川 横須賀
- 素敵なデザインのお墓 横須賀
- 終活・エンディング 横須賀
- 石で実験
- プレゼント情報
- 故人の気持ちになってみた
- 良くある質問
- 石について
- 石の良し悪し
- 今、感じていること
- 加工に関して
- 石のある暮らし こころ豊かに
カテゴリから記事を探す
大橋理宏プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。