縁 を考える 生きていく流れのなかの縁 その5
お墓の特集とくれば今は墓じまいが主流
そしてその行き先とか手法が。
引っかかるのは簡単に簡単にって
確かに煩わしいコトはいっぱいかもしれない
でも墓じまいって相当の決意がいることのはず
今日も実務で遺骨を取り出し永代供養のお墓に移した方がいたのですが
ここに来るまでは片付けないとどうにも落ち着かなかったのが
取り出した後はご先祖様に対してこれで良かったのかと涙を流していました。
テレビではほんの2,3の家族だけを取り上げますが、
私のいる現場では「あーーすっきりした!」なんて方はおらず
何等かの喪失感をもったり、自分がした決断が正しかったのかと問われる方が多くいます。
だからこそ生まれた「お墓のみとりⓇ」でもありますし、
せめてこの記事を見ている方は、後悔のない選択をしていただきたいと思います。
向き合う場所は無くなって初めて気が付くこともあります。
姿の見えなくなった家族のかわりに、少なからず別のカタチとして向き合って声を掛けている方は多くいます。
向き合うあなたのためにある。
そして向き合っているのはあなただけではないかもしれない。
その辺をもう一度考えてほしいです。
もちろんそれでも片付けなければならない事情の方もいますのでそれはそれで受け止めています。
せめて残せるカタチの選択肢も報道は見せていただけると心穏やかなのですが。