墓石を運ぶ 搬入路がある程度平坦で道幅が担ぐだけの幅や運搬具が入らないときの対応

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:お墓を作ろう

運搬の機械も担いで歩く幅も厳しいけど、石の幅よりは道幅がある


昔ながらの重量物の運び方ですね

先日日本テレビ系列の鉄腕ダッシュのダッシュ島で煉瓦のパレットを運ぶ際にパレットの下に丸太を入れて引っ張ったり押したりしていたあれと一緒の容量です。



雑ですが絵をかいてみました上は側面から見た様子。

道路に厚手の板を敷きます。

長めのものが地面に対しての耐力もつくのでお勧めですが、柔らかい板ですと、地盤が軟弱な場合はしなってよれたりすることもあるのでできるだけ硬質の板材、弊社ではラワン材の厚み30mm以上のものを使っています。

その上にコロと呼びますが丸い棒状のものを、ゴム製のものもありますし、その辺にないよといった場合は塩ビパイプの16mmとか20mmを板の幅よりちょっとだけ長めに切って複数個用意して搬入する石の下にもぐらせます。

え?重たいのにどうやって下に入れるの?

簡単に言えば一度まくり(転がし)ます。

その際に支店となる側ではなく着地する先端側のほうに手抜きの枕木を入れて一度浮かせておき、コロを1本中心に近いところに入れてからもう一度戻る方向に浮かせて枕木を抜きます。あとは中心に戻れば天秤になるので進行方向の側にパイプを入れれば複数本入るので完全に転がる(横滑り)できる状態になるのです。

石を養生してくるんでしまった場合などはもう一枚板を増やすというのも一つの手段です。

また方向の微調整は絵の下の方の図のコロの一番前を滑らせたい向きに向けるとその方向に向きを変えていきます。

こんな風に狭いところも運んでいきます。

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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