お骨の行く先2016 樹木葬はどんなふうになってきているのか
お墓を建てる人は本物志向ととりあえず志向に2極化している。
と昨日書きました。
本物というと弊害はあるかもしれませんが、やはり国内の石を国内で加工するという約束がきっちりとできていることが大切だと思います。
弊社で取り組む国内の仲間との良材建墓などのように正直に向き合うところがわかりやすくなっていると思います。
小売りに不安を感じたら本物を作っている加工産地、採掘産地にあなたの地元でその石を圧けっている人に効けばいいわけですから。
話はそれましたが本物を望む方はじっくりとご自身で探す手間も惜しみません。
そういった方も増えています。
そして子や孫の代に遺し喜ばれるものという意識があります。
では、とりあえず志向とはどんなものか。
社会情勢の反映でしょう
いつ壊してしまうかわからないから高いものは必要ない
普段使いではないから(いかないだけですが)
石のことは全部同じに見えるから
紹介サイトを見ているととにかく安くしてくれるところを見つけたほうがよさそうだし、石ならいい
お骨の入れ場所として必要だけど、それ以上の意味も価値もわからないから
そんな状況です。
ただこれを社会情勢に乗せてしまったのは業界にも罪はあると思います。
必ず建てるものとして胡坐をかいていました。
それが一気に噴き出したのです。
とりあえずならまだしも、テレビや雑誌の特集で他の納骨形態に総量ではそれほどではないにしろ消費者の気持ちを持っていかれてしまってから慌ててしまったというところがあります。
消費者はそういったことを感じています。
ですからお墓を建てるにあたり必要だけど、ちょっと及び腰気味になってしまってきているのだと思います。