コラム
お骨の行く先2016 その行先を選ぶのは誰?
2016年11月27日 公開 / 2020年8月25日更新
今回大阪に行ったのにはわけがあります。
まず第1に確認したかったのは「一心寺」の空気感
永代供養、骨佛の寺としられるお寺です。お骨の行く先としては究極の選択です。
3度目の訪問となりますが、行くたびに感じるものがあります。
お預かりしたお骨を一つに集め仏像を作っています。
次回は来年骨佛はできあがるそうです。
さて、朝9時ごろに伺うと納骨の人も列をなし、お参りの人も絶えることなくお寺に訪れる。
永代供養にあずけることがお骨を粗末にしているといったイメージを伝えられることもあります。
確かに行政が作るものなどにはそう感じざるを得ないものも確かにあるのですが、ここで行われている供養はそんな中途半端なことをしていません。
逆に、お墓に手を合わす方がなぜそうするのかの原点を見せていただける光景に出会うのです。
わずかな遺骨ではありますが、一定期間集められた遺骨を固めひとつの仏像にすることで手を合わす対象がはっきりするのです。
これは故人一個人に対して手を合わせているのと同じ行為と思います。
つまりお墓は先祖代々のおはかに固執する必要はないという一面を見せてくれます。
家族制度もありますが代が続けない現代社会において、誰もが行くことができて手を合わすことができる場所という意味ではとても分かりやすい場所なんだなと再認識をしました。
この文化は今に始まったわけではないことを考えれば、今変わりつつあるお墓の形に対しての重要な道しるべのような気がします。
変化は来年以降もまちがいなくつづくとおもいますが、故人に手を合わせる場所がなくなるとはとても思えませんでした。
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