電話でお名前を聞かせていただけないお客様へ
お墓の質問をいただくときに最近は本質的な部分を聴く人が増えているように思えます。
まず、なぜそうなったのか?
それはお墓との距離感が変わり、お墓に触れあう機会が減ったからが大きな理由だと思います。
20年くらい前はかなり墓地に普段からお参りのひとがいましたが、最近はかなり減っているいんしょうがありました。
それはなぜか。
一番単純な理由はお参りしていた方たちが亡くなり代が替わったから。
お墓を維持している今の方たちは少なからず現役で働いていたり、お墓の近所にお住まいになっていなかったりと割といい年齢になったにもかかわらずそれほどお墓とふれあってこなかったのだと思います。
なので、
お墓があることの意味やあるとどうなる、あったほうがよい?というまず疑問から。
そう、価格に対して向き合う回数が少ない!
だからこそ知りたいのですね。
でもそれはいざ大事な人が亡くなってみないとなかなか体験できないものでもあります。
同じような価格帯で「車」というものがありますが、体験試乗できます。
また車を運転している人ならすぐにイメージできますよね。走らなくても。
そういった意味では難しいのかもしれません。
お墓のことを知るには例えば家族じゃなくても大切な友達とか、あこがれや尊敬している人のお墓に向き合ってみることも一つの手段かもしれませんが、そこで感じるイメージこそお墓の根っこにある部分だと思います。
まずはお墓に行ってみよう。
来年はそんなことも含めてお墓に触れ合う機会を増やします。
余談ですが、最近の霊園のお墓などはそれこそ様々な言葉なども書かれて、まるで知らないひとのお墓であっても想像力をめぐらすことができます。