遺骨の行く先 2016 はじめに
日本の人口減少は昨年より始まっている。
今後も減っていくのは間違いない
そして何より年間の死亡人口は約15年程度増え続けると統計上想定されている、
統計といえば大まかだが生涯未婚率も増加傾向にある。
結婚しない若者ではなく結婚しない中年が多いのだ
50才までに1度も結婚しない人の割合が生涯未婚率である
5年前は男5人に一人 女10人に一人であったのに対し
一番最近の発表で男4人に一人、女8人に一人という結果が出ている。
上記のデータを混ぜ合わせて考えると浮かんでくるのは継承者不足とお骨の大量発生
集合墓や散骨などある程度の量と需要を吸収するためには必要な行先であるというのは鮮明になってきた。
が加速するとおいていかれるものがある。
それは簡単なワードで行ってしまえば「供養」だが、伝える側が出遅れている感もあり逆に警戒し加速を強めているように感じる。
供養ってなんだろう
私自身は「向き合う人のこころもち」なんだろうなと思う。
しなさいといわれてやって、良く言えば習慣は身についても(ないよりあったほうが良い)空っぽの心で向き合うものがないと意味は分からないかもしれない。
でも普段の生活のなかに落とし込まなければやはり伝わらない。
田舎の墓じまいをして今住む家の近くにお墓を持っていくことはそう意味では良いことだと思う。
新しく建てるときも身近なところを求めることは触れ合う機会が増えるのでそれも良いし今後必要なことだと思う。
移動する社会においていつも一緒に身近にお墓も移動できるようなこともあるかもしれない。
半面簡素化により遺骨と自らのルーツを切り離すという方も増えるのだろうと感じる。
今年の初めあと2年で大きく変わると話してはいたものの提供する側は大きく変わらず、社会的には大きく変化したと感じる1年だった。
ただ、11月にいろいろな場所やコト、人に触れ自分なりに来年のやるべきことは見えてきている。
昨日も一つ思いついたのですが、一事業者ではかまってもらえないかな~?
ま、やりましょ!