お墓のリフォーム 目地は傷んでいませんか?

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:お墓のリフォーム

さて、お墓のリフォームの部分で一番小さなところですが気になることが多いところ

それは「目地」

石と石の継ぎ目をふさぐ作業のことですが

昭和より前は基本的にほぼセメント系の目地が施されています。

平成に入り石にとって優しいシリコン系の接着剤が墓石店にも普及し始め今はそちらも見る限り多くなっています。

弊社でも新規は標準で使います。

セメント系の目地が虫食い状態になっているので直してほしいという連絡はよく入ります。

なんで取れちゃうんだ?という連絡もありますが、

住宅などと一緒でお墓は常に風雨にさらされています。10年ったてばそれなりに家はメンテナンスしませんか?

普段あまり行きなれないお墓、たまに見ると突然、すぐに傷んだかのように思われますが、10年間で20回くらいしか行かないと時の流れも勘違いしやすいものです。

特にセメント系はひびが入ったりすると冬場や夏場に特に膨張(凍る)縮小などを繰り返しているうちにひびが大きくなり取れてしまうことは普通にあります。

接着剤のシリコーン系のものでも10年十分に持つように見えますが、メーカーの推奨の張り替え時期は10年程度ということになります。

それぞれ作業はできますが、風化が進みすぎている石などの場合対応できかねるときもあります。

ご相談ください。

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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