お墓のリフォーム ピンポイントで見ていきましょう 上台(上から2段目です)
塔婆立ては仏教であればおおよそ取り付けるパーツです。
浄土真宗は必要ありませんが。
さて、この塔婆立ても横須賀あたりですと昭和40年ころまで、大谷石で作成されていたものも多く経年の劣化でそろそろ寿命を迎えているものも多くみます。
ではここだけ取り換えたいといった場合どんなものがあるのでしょう。
まず、金属製ですが主流はステンレス製のものです。
柱部分もステンレスの丸い形状の2本足で2段のはしごが渡してある形状です。(この説明でわかるかな?)
ただ、外柵部分はそのまま大谷石を残すということであれば、アルミ製のものなどもあります。
アルミ製ですと程よく艶消しの色なので取り付けてすぐでもなじんだ感じになります。
次に石でということになるのですが
やはり大谷石の外柵にですと、元の大谷石と同じ素材で大谷石というのが一番しっくりきますが、またある程度の期間で風化して崩れることは明らかです。
御影石でという場合もありますが、ステンレスと同じように磨いてしまうと照りが強いので、あえて磨かない選択をされて、切削面そのままもしくは、筋を消すくらいの番手の砥石をかけて光らせないなどの工夫もできます。
実際に現場で素材と照らし合わせての相談もできますので、気になりましたら現場で是非お話しをしましょう!