お墓のリフォーム 塔婆立てはいろんな素材あり!

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:お墓のリフォーム

塔婆立ては仏教であればおおよそ取り付けるパーツです。

浄土真宗は必要ありませんが。

さて、この塔婆立ても横須賀あたりですと昭和40年ころまで、大谷石で作成されていたものも多く経年の劣化でそろそろ寿命を迎えているものも多くみます。

ではここだけ取り換えたいといった場合どんなものがあるのでしょう。

まず、金属製ですが主流はステンレス製のものです。
柱部分もステンレスの丸い形状の2本足で2段のはしごが渡してある形状です。(この説明でわかるかな?)

ただ、外柵部分はそのまま大谷石を残すということであれば、アルミ製のものなどもあります。

アルミ製ですと程よく艶消しの色なので取り付けてすぐでもなじんだ感じになります。

次に石でということになるのですが

やはり大谷石の外柵にですと、元の大谷石と同じ素材で大谷石というのが一番しっくりきますが、またある程度の期間で風化して崩れることは明らかです。

御影石でという場合もありますが、ステンレスと同じように磨いてしまうと照りが強いので、あえて磨かない選択をされて、切削面そのままもしくは、筋を消すくらいの番手の砥石をかけて光らせないなどの工夫もできます。

実際に現場で素材と照らし合わせての相談もできますので、気になりましたら現場で是非お話しをしましょう!

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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