久々に終活について考えてみる

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:大切なこと

もう皆さんも結構言葉として「就活」と「終活」の2つの終活があるのは認識されてきているようです。

弊社のお客様でも「そろそろ終活しなくちゃ」とお話しされる人は多くいます。

そこでどんなところに興味をお持ちですか?と尋ねるとシ~~~~~ン!

ときには「エンディングノート!」と答える方も。

漠然としていませんか?その答えも。

ではエンディングノートを書いたら何が起こりますか?と質問を時々します。

ちょと意地悪です。

「死んだとき困らないように」「想いを伝えたいから」

大体そのような答えが多いのです。

「家族に迷惑をかけないために」という答えも帰ってきています。

私の場合その辺の答えはちょっと受け入れられません。

ちょっとというのには理由があります。

困らないように、迷惑をかけたくないというこことに対して準備を独りよがりでなく家族と一緒に進めていければいいのですが、死んでからその思いをぶつけられても並大抵のことでは複数人いる家族はまとまりません。

例えばなくなる少し前、入院先の病院で「お墓はこんなのが理想なんだよな~」と本人が数人の家族の前で話したとします。

その時同じ話を聞いている人でさえ受け止め方は違います。

その方のことを思いしっかりと聞き取るものもいれば、病状の方が心配でお墓の話なんてしないでと思っていれば耳に入ってこない方もいる。受け手側の精神状態でも聞こえるもの聞こえないものがあると思うのです。

だから皆さんで、いざ注文に来ると同じ話を聞いたはずの人たちがそれぞれ違う意見を言います。

もちろん故人に対するそれぞれのイメージが付加されて「こんなのは選ばない」とか「絶対こうじゃないとおかしい」とか。

精神的に不安定な時期ですから受け入れられない人もいます。

故人の望みをかなえてあげたい意味では一緒なのに・・・

迷惑かそうでないかも残された人の感じ方。

もしも「迷惑をかけたくないなら」中途半端にはせずにしっかりとした準備をする。

誰かに必ず「迷惑」はかけるのでそれは当たり前として無理に踏み込まない。

中途半端な情報でもややトラブル気味になっても、故人を思っている時間は迷惑なものではないと思います。

できるなら「大迷惑」にならないくらいで

お墓に関する一部分で見てもここであなたがすべき選択を「終活」というなら、生活している中であらゆる分野の終活を見つければそれは膨大な量になります。

単純に終活っていうけれど踏み込めないのはそんな部分にあるのかもしれません。

だから何をしろとかこちらからは指示はできません。

大切なことを見つける場(セミナーなどの開催)の提供と必要な場合誰が専門家かということを弊社ではお客様に提供を行っております。

他の石材店とは違う弊社の独特な部分です。

弊社の定義でお客様は弊社で何ら品物を購入、工事の施工をさせていただいた方を言います。すべての方を対象にはしておりませんのでご了承ください。

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Mybestpro Members

大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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