電動工具もない時代の手仕事 お墓を道具で作る

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:お墓を作ろう

昨日納骨を待つ時間で寺院内にある古い墓石を見て回りました。

江戸時代でも1600年代のものもほぼ経年の劣化以外見受けられないような保存状態の良いものもありました。

もちろん今のように電動工具などありませんし、採掘するにしてもまさに人力の世界。

そのころのものが一般の家庭の先祖代々のお墓の中にあるってすごいな~と改めて感心しました。

今はそれぞれのポイントで時短が可能な機械を使いますが

手仕事でしっかりものが作れればどんな時代が来たって大丈夫ですね。ある意味。

で、案外皆さんはここまで読んで気が付いていないかもしれませんが、石を製品に作り出す道具も以前(今もやっている方もいます)はほとんど、石屋サンが自分で鍛冶屋さん(鉄から道具をつくりだし)をして日々焼き入れをしていたりするんです。

機械に頼りすぎず今一度というわけにはなかなかいきませんが、少なからず職人の端くれでもありますし何かを作っていかなきゃ!

ここも勘違いされるといけませんが、電動工具を使っていても手仕事で石は加工されています。

全自動である程度のことができるのはカットと平面の研磨ぐらいですが、弊社の工場には全自動なるものはないので全手動で当たっております(笑)

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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