親は檀家だったのですが、私は・・・
千葉県鎌ケ谷市にある霊園「自然聖園」にお邪魔してきました。
タイトルの…の部分に入る答はわかりますか?
そう、霊園とお墓の販売が1社で、いわゆる経営母体がお墓も販売している霊園ということです。
いわゆる民間の霊園はまだまだ「一般墓」と呼ばれるものを主体としているところが多く、ペットも一緒にといった具合のところがまだまだ多い気がする中で、最近は少し樹木葬というところも出てきました。
先日も新聞の広告の中に鎌倉で初めての樹木葬てきなふれこみのところも見かけました。
さて、いわゆる一般の霊園は経営母体と販売会社が違うところが多く、多くの霊園販売の石材店が介在しているところが多いです。なぜそうなるか?
石がある程度の量で動かなければ販売業者は利益が出しにくく霊園販売に参入してこなくなるからです。
そこで今日見学したような、経営母体が販売まで行っているところはその辺の自由度が増してきます。
ですから時代のニーズに近い仕組みを作ることができる。
見学先では、樹木葬エリア、夫婦墓エリア、4人までの家族のエリア、6体分の骨壺までが入るエリアなどがありました。
いずれも石の量もそれほど多くなく、価格的にも極端に高くはなさそうでした。
これは石材店目線ではなく消費者目線に近い霊園になっているように思われます。
今後はこうした霊園が増えていくと石材店そのものが販売する場所がさらに無くなっていくということも起こるかもしれません。
ただ、マイナスばかりでなく、お墓を建てられる人が増えることは間違いなく、お墓をあきらめた人がもう一度お墓を考えるチャンスを作ってくれているとも考えられます。
帰り道ずっと一般道をはしり、いろんな思いを巡らせながら帰ってきましたが、やはり石材店の都合は置いておいてもまず、お墓をあきらめさせない仕組みを加速させた方がよいな!という結論に至りました
できること、進めていきます。