解体新書 お墓の解体

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:今、感じていること

昨日埼玉方面にお墓の解体をしてきました。

セメント系の接着であろう感じが漂っていたので比較的ドリルなどは使わずハンマーとノミとバールがあればいけるかな?

と踏んで解体突入。

笠付きのお墓でしたので、まずは笠部分はすんなりいくであろうと思っていたら

全然動く気配なし。

笠の端の方が割れる始末

どうなる・・・・・

結果お墓3段分が取れず丸ごとクレーンでつりあがってしまいましたので

土の部分におろして、そこで倒すことに。

倒してみると笠はとれましたが、モルタル(砂とセメントの練り合わせたもの)オンリーでくっついていました。

完璧な配合なんですね。で棹石と台は結果として取れないままとりあえず横須賀まで搬送しました。

土台や外柵の部分もしっかり昔ながらの最善の工法とベストな配合のモルタルでなかなか手ごわかった。

接着剤(ボンド系)を使わないお墓でこれほど手間取ったのも珍しいです。

良い仕事されていました。

弊社の仕事も解体されたときすごい!とうならせる仕事ができているか?

良い勉強をさせていただきました。

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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