お墓用語の基礎知識 無縁(墓)と有縁(墓)
今日のタイトルは説明する言葉が散りばめられていますね。
改葬はご理解いただけたとして、
まずは無縁墳墓
墳墓はいわゆる「お墓」のことですので無縁墓という言葉のほうが分かりやすいかと思います。
さて、どのようにしてこの無縁墓の判断をするのか、
寺院や霊園などの管理規則にある管理費や護持会費などが数年にわたり支払われておらず、登録されている連絡先も音信不通となっている状況ぐらいだと思ってください。
ですからお墓があるのに最近はいっておらず、しかもお寺からなにも連絡が来ないな、という方は要注意。
このような方に対して呼び掛ける方法が公告です。
「官報」と呼ばれるお国から発行されている新聞です。
こちらに墓地管理者が公告を載せた日より1年が経過すると無縁墓として確定されてそれ以降は放棄された墓地として管理者の裁量で官報に掲載した手段で撤去などできます。
最近お寺に管理費払っていないとか、海外転勤中でそんなこと忘れていたなどという方、お気をつけください。