電話でお名前を聞かせていただけないお客様へ
おととい、県内の石材卸の社長と、同じ小売りの社長と3人でミーティングをした。
お酒の席ではあるが90%以上は仕事の真剣な話。
そのなかで出てきた話題だ。
一人称の「死」 二人称の「死」 三人称の「死」
もちろん一人称の「死」というのは自らの「死」であるから身近なようで死んでしまえばわからない。
三人称の「死」というのは誰彼構わずとは言わなくとも知っている誰かの「死」は「ああ、亡くなったんだ」というくらいの強烈さのない「死」
タイトルにあるあなたの「あなた」
そう二人称の「死」はあなたに影響を与える「大切なあなた」の「死」
最近は家族も少ない、葬式も簡単にという部分が強いので二人称の「死」に接することすら少なくなっているようです。
そんな話を聞いていて思った。
だからお墓にも興味がわかない人が増えるのだなと
大切なあなた、折々に向き合いたい、報告したい「あなた」がいない人にお墓はタダのお骨の入れ場所でしかないのかもしれないと。
この流れを止めることは難しいかもしれないが、「大切なあなた」が亡くなった時にあったらよかったと思えるお墓づくりが大事なんだなと。
向き合える場所をもっと作らなくては。