あなたの「あなた」は誰ですか? 一番身近な「死」

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:大切なこと

おととい、県内の石材卸の社長と、同じ小売りの社長と3人でミーティングをした。

お酒の席ではあるが90%以上は仕事の真剣な話。

そのなかで出てきた話題だ。

一人称の「死」 二人称の「死」 三人称の「死」

もちろん一人称の「死」というのは自らの「死」であるから身近なようで死んでしまえばわからない。

三人称の「死」というのは誰彼構わずとは言わなくとも知っている誰かの「死」は「ああ、亡くなったんだ」というくらいの強烈さのない「死」

タイトルにあるあなたの「あなた」

そう二人称の「死」はあなたに影響を与える「大切なあなた」の「死」

最近は家族も少ない、葬式も簡単にという部分が強いので二人称の「死」に接することすら少なくなっているようです。

そんな話を聞いていて思った。

だからお墓にも興味がわかない人が増えるのだなと

大切なあなた、折々に向き合いたい、報告したい「あなた」がいない人にお墓はタダのお骨の入れ場所でしかないのかもしれないと。

この流れを止めることは難しいかもしれないが、「大切なあなた」が亡くなった時にあったらよかったと思えるお墓づくりが大事なんだなと。

向き合える場所をもっと作らなくては。

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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