根強い人気の福島県の高級材 浮金石
あの河北山崎(中国産)再び始めりました!
とか
いま主流は「インド山崎」ですよ、お客さん!
とか、聞きますが、
そもそも山崎ってなに?
そうこの名前を付けておけば安心的な部分でのネーミング。
甲州本山崎石っていう、ほんとにグレーで、汚れはつくけど、大きな変化もなく
安定供給されている石が一昔前にありました。
現在はほぼ出荷されていないようです。
それが写真の石。
中国で灰色のきめ細かい石が出たとき中国山﨑となずけられました(安易ですが)
ここから山崎伝説の始まりです。
この石までは比較的石の色は似た系統でしたが、その石も安定しなくなると
やや薄い「中国新山崎」
明らかに倍以上黒くなっているというか黒に近いグレーの「河北山崎」などが出現
それと併せ「河北山崎」に近い色目のインド材「インド山崎」が出現します。
共通しているのは唯一「グレー」
業界のネーミングの闇を象徴する「グレー」(笑)
山崎伝説はその辺にして、本山崎石、正確な情報がかなり少なく、原石を採掘されている方はいるが石の状態が良くなく小物程度しか作れないという説と、掘りあげてあるストックのみで小物しか出せないなどという話も聞きます。
現状私自身が直接仕入れるという事実がなく、伝え聞きなので採掘にかんする正式な情報が入りましたらまたお伝えし伝説の上書きをしたいと思います。