行き過ぎの管理体制?民業圧迫?
ネットで検索をしていろいろ下調べをしてお墓さがしに出かける方が増えているようです。
特に吸水率を気にされる方は多い。
さてこの吸水率
もちろんしっかりとした研究所が同じ条件下で出したデータであるから間違いはほとんどないでしょう。
しかしながら何がいいたいのか?
吸水率が語る数字と目視してわかる実態が違う石が結構あるということです。
例えば黒御影系統の石などはほとんど吸わないといったデータもありますが、磨かれた初期の状態から考えると通夜は何となくボケてしらっ茶けてくる感じもある。
白御影を見れば水を結構吸うはずの数字が出ているのにその変化が出ていない石
あからさまに出ている石などがある。
どこを見るとわかりやすいか?
墓地にあるお墓の建てぬしが刻んであるところに大体建立月までが彫ってある。
何年たってこんな状態なのかがわかる。
ちなみに中国の石の歴史は30年以下のモノばかり。
お墓を代々使っていくと、そう3代から4代で100年近く使うことになる。
その100年のスパンも一つ考えてみると参考になる石はほぼ国産材でしかない。
100年後に残すお墓を想像するとき、30年程度しか使われていない石がどれほどの変化をしていて残り70年も想像すると良いかもしれない。
30年前の石、20年前の石それぞれ墓地には建てられているはずです。
その石の風合いの変化も含めて考えていくと、中国材は同じ名前番号で流通はしているものの似ているからその名前で入ってくるようなものも多数あり、ほぼ歴史的積み上げもないのかもしれない。
今後、お墓というものにしっかりとしたお金を出せる人がより少なくなると私は思っています。
せっかく建てる本気のお墓にデータの乏しいものを使うのはもったいない気がします。
今後お墓を建てる人に言いたい。
見積もりの中に1つは国産墓石を混ぜてみても面白いよ思います。
案外身近な存在の石種もあります。
国産をお求めの場合は良材建墓なども是非参考に。
真摯に向き合う石屋さんが加盟しています。