家族葬と一般葬

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:今、感じていること

兄を昨日見送りました。

最近はお通夜や葬儀に出向いても場違いかと思うぐらい誰もいなくて、逆になんとなくその場にいることが辛いこともあります。
仕事柄来たのか?と思われそうな部分もあるのでなおさらです。

我が家の葬儀は各々が付き合いが多いので家族葬という選択はあり得ません。

一般葬を行ったにもかかわらず多方面からの問い合わせが実家でもある弊社(学生時代を知る人は弊社の代表番号しか知らないこともあるので)に連絡が来ます。

いつ、どこで、何が原因でという話は必ず聞かれそれにこたえています。

これを家族葬でやってしまったらと思うと、あとからあとからということになりかねませんので、私自身も消耗するし、もとの生活に戻さなければならないこの時間までも対応に追われることでしょう。

それでも今回会社の上の階で歯科医を兄がしていましたので、患者のみなさんが弊社に足を運び質問していきます。

経済面で話を進めると大変なことは間違いなくありますが、ほんの少しの時間とはいえ、向き合いお別れができる当たり前の葬儀の意味を今回は痛切に感じました。

家族が知らない故人の世界も垣間見ることができますし、やはり通夜葬儀は皆が故人を語る場なんだと思います。

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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