画期的というか、いまどきの納骨
本日の日経新聞に「他人に迷惑」墓石残さず
という見出しのコラムがあった。
今までテレビで伝えられた情報は「子どもに迷惑」だった気がする。
ほんのちょっとの時間で「他人」にまで移行したかたちだ。
つまり先祖から累々と築かれてきた血脈が本人をもって絶える。
その時に誰かに迷惑をかけたくないというストーリーなのかもしれない。
お墓がいらないという個人が増えているという内容にちょっと違和感を覚える。
先日のこんな墓じまいはダメだというセミナーでいただいた質問に現在すべて回答票を作っている最中だが、このコラムに出てくるような無茶なストトーリーを描いている人はほぼいない。
ご先祖様に心苦しく思っていながら、最良のストーリーを導き出したいという方が多いことがわかる。
偏向報道とまでは言わないが、どのメディアを見てもあまり見せてはいない。
それはなぜか?
正論では部数も視聴率も取れないからだと思う。
せめて、いくつもの悩みを抱え迷っている方と接する我々は、しっかりと故人主義で、亡き人を想い、悔いのない墓じまいをしてもらえればと思うのであります。