お墓をつくろう 番外編 いろんなお墓の可能性を広げる活動
お墓に灯篭が付いているのを見ました。
あったほうが賑やかでいいかなと思うのですが、実際のところはどうなの?
さて、賑やかが良いかは疑問ですが、
まず、墓地サイズや土台部分の構造によっては置けない場合もあります。
そしておける場合の話をします。
まず、機能として実際に灯りをともす地域というのも存在し、ほぼつけるのが当たり前の地域なども存在しているので、その場合は習俗として取り付けるといったことが起こります。
次に、いわゆる飾りとして付ける場合のことです。
灯篭の形状は重心が高く不安定なものが多いです。もちろん背の低い置き灯篭などもありますが、背の高いものは基本的にアンバランスです。
実際に震災の時もお墓は何も倒れなかったのに、灯篭が倒れたという被害は結構ありました。
また形状にもよりますが、角灯篭などは屋根の四隅がかなり鋭角にとがっていますので、時々ぶつけて刺さったなどのけがも聞きます。
もしも飾りだけでほしいのであれば、私はあまり薦めていません。
機能として必要な方、また墓地サイズに余裕のある方は良いですが、狭いところの灯篭で、飾りとしての場合はリスクが多いと思います。
ただ様々な形状があるので、その場所に見合ったものを建てるのであれば決して否定はしませんし、工夫もできます。