震災2年目に際し
本日よりとりかかりましたリフォーム工事
墓石以外は大谷石ですべて組まれています。
さてだいたい50年の年月が経っているわけで、だいぶ枯れてスカスカな部分も。
で、解体していくと、やはりコンクリート基礎はありませんでした。
え?
とお思いになる方もいらっしゃると思いますが、大谷石そのものがそれほど重くなく、
モルタルで調整しながら据えてある墓地現場は解体してみるとかなりあります。
つなぎ目(合口)にモルタルを流しかすがいで補強して止めてあるのです。
これは特に手抜きとかではなくその当時は当たり前の施工方法でした。
今のように石材自体が重くなるとやはり沈下の恐れもあるのでより強固なコンクリート基礎になってきました。
さてさて、大谷石は風にさらされている部分の寿命は20年から50年程度でかなりの風化があります。
逆に土に接している部分は水分を含み風化が進みません。
ですから、外柵部分や柱などから解け始めてしまうのです。
一時的にモルタルなどを塗って補修している場合もありますが、風化がすすんでいるものに塗ってもさらに大きくえぐれて取れてしまうこともあります。
軽いとはいえ石です。
崩れると思わぬけがにもつながります。
怪しいなと思ったら取り外しておくことも大事かもしれません。
もちろんいつかはリフォームということになりますが。
そろそろそのタイミングかなと思ったら1度どのくらいの費用が掛かるのか相談してみませんか。
もちろん相談や見積もりは費用が掛かりません。