画期的というか、いまどきの納骨
昨年の都営霊園の樹林墓から話題になりブームが始まった樹木葬と言われる分野はまさに
様々な選択肢の隠れ蓑(表現がおかしいかもしれませんが)。
つまり、個別のお墓もあれば、都営のように合祀合葬型もあります。
テーマとなる木が個別もしくは全体で1本といった感じで、その周りに土に直接というところもあれば、従来のようにカロートがあり個別に石のプレートがある場合もあります。
応用が利くといったところなのかもしれません。
遺骨は土に還る、でも永代手を合わす場所としてのお墓は形あり長く伝え残すものと考えると「石」は非常に自然素材の中では良い素材で、「樹木」に関して言えば自然環境に大きく左右される場合なども含めると、今まで「石」が選択されていたのだと思います。
樹木ではなく木材で考えると「角塔婆」と言われる木材でできたお墓があります。朽ちると新しくするという感じで使われてきています。もちろん樹木から木材さらに加工という品ではありますが、お墓の形をなすものを加工しそれに対して手を合わせるというスタイルですね。
また「角塔婆」は、土葬の時代は肉体が土に還ると大きくくぼみ石のお墓だと倒れることから、それまでの期間を角塔婆をたてているということもありました。
ちょっと話はずれましたが、樹木葬というスタイルは自然素材ということ、自然に還るということ、開発コストがかからず安価で提供できることなどの複合的な要因で今後もまだまだ伸びるのかもしれません。
気になるのは「樹木」が枯れたときのその1点(笑)