第3章を書き終えて

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:故人の気持ちになってみた

今回のテーマは魂の存在と神道のお墓。

仏式のお墓が多い中、少なからず神道のお墓というものもあります。

神道は御霊を社殿(祖霊社など、靖国神社は代表的なもの)でお預かりします。

最終回にあったようにご遺骨に関しては穢れとして扱われるのですが、それであればお墓の必要性はないかに見えます。

しかしながら奥津城という表現でお墓そのものを肯定しておりますし、なくてよいというわけではなさそうです。

話の中にも出てきますが「千の風になって・・・」でもお墓ありきでそこにはいないと言っている。

そんな感覚が神道には見て取れます。

故人の存在を意識するときに何をもとに繋がろうとするのか?

いままで多くの方がその亡骸であり、お墓であったのかと思います。

少しずつお墓文化にその部分が欠けて、「迷惑をかけない」という号令のもと繋がり方が希薄化しているのも感じています。

お墓があって、中に入っていることを基準に書いているこのシリーズ、また少し間をあけてお届けします。

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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