前略 墓の中から 第1章を書いてみて 

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:故人の気持ちになってみた

横須賀の平均的な納骨室(カロート)の内径は幅60センチ奥行80センチ高さは30センチ~倍の60センチほど。

地面を掘り下げてコンクリート基礎をうちそのうえに、カロートもあることが最近の作りでは多いです。
もちろん地下に掘っているところもあります。

その空間の中に骨壺のまま納めます。
高さが30センチの場合ですと、骨壺も直径21センチのものが主ですからサイコロの「5」のような入れ方をすると8つが入ります。60センチで単純に倍になります。

いっぱいになると骨壺からだし、内部の地面に撒きます。

話の中にあったように「虫」などはどこから入ったのか、不思議といます。

そしてその中のじめじめ感。

これは素材にもよりますが、コンクリートや御影石の内壁は結構結露します。

逆に多孔質な凝灰岩、うちでは以前カロートの壁には大谷石を使っていましたが、こちらの方が調湿効果は高いようです。

カロート内の環境は以前よりは格段にきれいに作っておりますが、どうしても土の部分をのこすのでいろんなことが起こっています。

また人間模様ですが、だれだれとは入りたくないという方もあれば、実家のお墓に入れてほしいなど、さまざまなケースがあります。

その辺の人間模様も含め次のストーリーを近々始めたいと思います

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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