アンコンシャス・バイアス~すべての人に優しい社会の実現のために~
坂出市男女共同参画講演会で「アンコンシャス・バイアス」をテーマに登壇しました。
今年の春、坂出市役所にて開催された男女共同参画講演会で、「『決めつけ』や『押しつけ』に要注意! 知って、気づこうアンコンシャス・バイアス」と題してお話をさせていただきました。
●坂出市「坂出市男女共同参画講演会を開催しました」記事
https://www.city.sakaide.lg.jp/soshiki/jinken/danjo-unconsciousbias.html
●参考記事「心に潜む「決めつけ」や「押しつけ」に気づく!」
https://mbp-japan.com/kagawa/tanigawa/column/5183703/
幅広い世代での対話
当日は、坂出市民の方を中心に、55名の方にご参加いただきました。
年齢層も幅広く、普段はなかなか接点の少ない世代同士が同じテーブルで意見を交わす姿はとても新鮮でした。
グループワークでは、どのグループも真剣に、そして熱心に対話されていて、講師としてとても嬉しい光景でした。
「自分の思考のクセを知る」「人によって見え方や感じ方が違う」
このことを実感していただけた時間になったと思います。

心に残ったひとこと
講演会の帰り際、ある男性の参加者の方がこうおっしゃってくださいました。
「完璧にバイアスをなくすことはできなくても、 気づいた瞬間に立ち止まれる自分でいたいと思えました。」
この言葉を聞いた瞬間、その一言に、この研修の価値が凝縮されているように感じられて嬉しかったです。
アンコンシャス・バイアスは、完全に消し去ることは難しい。
でも、“気づいて立ち止まる”その一歩が、周囲への配慮や関係性を変えていくのだと思います。
終わりに
今年度も、県内外でアンコンシャス・バイアスをテーマに登壇する機会をいただいています。
その中でも今回、多くの方と“気づきの瞬間”を分かち合えたことが、何より嬉しい経験でした。
ご参加くださった皆さま、温かく迎えてくださった坂出市の皆さま、本当にありがとうございました。



