「罪悪感解消プログラム」インストラクター資格を取得しました
今年2月にアンガーマネジメントをお伝えした、法務省のある行政機関。
アンガーマネジメントは、管理職にもしっかりと学んで欲しいと、先般、管理職向け研修でお伝えする機会をいただきました。
四国四県から参加された管理職の方々の中には、アンガーマネジメントを受講したことがあるという方もいらっしゃいました。
ですが、今回受講されて、以前の内容とは大きく違ったようです。
数年前に受講されたアンガーマネジメントは、アンガーマネジメントの理論を学ぶものであったようで、私達がお伝えしている「6秒」や「三重丸」などの、いわゆる「技術」を学ぶ内容ではなかったようです。
その為、新鮮な気持ちで、とても意欲的に受講くださいました。
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アンガーマネジメントは、怒らないことを目指すものではなく、下記の2つを目指す心理トレーニングです。
①怒る必要があることは、上手に怒れるようになる
②怒る必要がないことは、怒らないようになる
この①と②の境界線には「後悔」があります。
①怒らなくて後悔するなら、上手に怒る。
②怒って後悔するなら、それは怒る必要がないこと。
今回の管理職の方々も、「後悔」を基準に線引きすれば良いんだね!とご理解いただきました。
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そして、管理職方からよく相談いただく「叱り方」。
叱り方も技術だと、私は捉えています。
テニスやダイエットと一緒で、ラケットを持ったからといってボールを上手に打てるわけではない。
一朝一夕では出来るものではありませんが、訓練をつづけることで習得できるものです。
「叱ること」は、
第一に「相手へのリクエスト」、第二に「自分の気持ちを伝える手段」。
そして、叱る=嫌われるではなく、叱り方次第で関係は変わります。
私自身、「あなたに叱ってもらったから、今の自分がある」
そんな風に感謝される叱り方を、しっかりと訓練していきたいと思います。