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佐藤宣幸

生活習慣病や不妊など悩む心身に寄り添う漢方薬のプロ

佐藤宣幸(さとうのぶゆき) / 薬剤師

有限会社 すみれ漢方施薬院薬局

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コラム

身近な生薬=炒麦芽

2022年5月23日

テーマ:病院での不妊治療に併せた漢方薬

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: アンチエイジング東洋医学

《麦芽=ビールだけではない活用法》

炒麦芽

※「高プロラクチン血症」・・・炒った麦芽=炒麦芽

炒麦芽
※西洋薬でプロラクチンを下げる薬(ブロモクリプチン)には相応の副作用が心配ですが自然の恵みエキスには不用です。

※「炒り麦芽が活用できる具体例」

  • 不妊対策(無月経、排卵障害、稀発月経、不正出血など)
  • 妊娠or出産していないのに乳汁漏出、胸の張り、胸のしこり等
  • 抗精神薬の副作用での高プロラクチン血症


※ダラダラ授乳・・・、賛成派?

炒麦芽
※最近は子供さんが欲するだけ母乳を与えるのが普通とか・・・。
爺様薬剤医師世代は授乳は半年ほどだけ、そして歯が生え出す頃からは離乳食開始が普通。
そしてダラダラと母乳が出ていたら「炒り麦芽」を飲んで母乳をとめると生理が開始して第二子生誕に備えていました。
ダラダラ授乳は母体生理の正常化の妨げと言われていました。
確かに、授乳していると生理は止まったままです。

《断乳》
母体の正常化、次回の妊娠準備、そして乳児の健康のために適切な時期に断乳は重視すべきだと思います。

《当薬局での実例》
若い時、不安感と不眠で暫し、安定剤を常用していての結婚。
なかなか妊娠出来ないので受診したら「高プロラクチン血症」との事。
西洋薬に対する不振があるので自然の恵みエキスを活用したいとの事。
生理痛・経血中の塊=瘀血あり。
これらに対する漢方薬と同時に炒った麦芽(御実家の祖母さんの手作り)を併用。
途中から当薬局の「炒麦芽エキス」に変更。
2年後に無事に第一子御生誕。
今も「血の道改善」の漢方薬を服用しながら次子生誕を願っています。

《医食同源》

「炒った麦芽=炒麦芽」だけではなく葛・生姜なども当に《医食同源》、当薬局には多様な漢方薬だけではなく薬局サプリメントとして多様な生薬エキスがあります。

※詳しくは当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。

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佐藤宣幸(有限会社 すみれ漢方施薬院薬局)

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