コラム
老舗の貫禄 京都編 その1
2021年4月19日
コロナ禍の中、営業自粛、時短を求められて苦労している飲食業界。
そのような厳しい状況の中でも、威厳をもって営業を続けている老舗が多くある。
不定期であるが、紹介してみたい。
まずは京都三条にある、創業明治元年の「御蕎麦処 田毎(たごと)」
今年で創業153年になる。
歴史の教科書に登場してくる、明治維新の志士たちも通っていたとか。
商店街の中に、どこでも見かける蕎麦屋さんに見えるが、蕎麦に対する思いは
並々ならぬものがあり、常に新メニューの開発を心がけ、
客を飽きさせないよう努力している。
老舗でありがちな高飛車な接し方もなく、価格もあくまで庶民的なものに通している。
歴史に胡坐をかかず、商いに対するぶれない姿勢には貫禄をも感じる名店である。
写真は、筆者お薦めの「天丼と山菜蕎麦(冷)」、まさに美味。
関連するコラム
- 江戸中期創業の梵鐘製造の老舗が、民事再生法を申請 2021-07-02
- コロナ禍でもぶれない、ある老舗のこだわり 2021-07-05
- また、老舗と銘品が消える 2022-11-10
- 今日8月3日は「ハサミの日」 2021-08-03
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
上野峰喜プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。