コラム
日本最低気温を記録した日と、高倉健
2021年1月26日 公開 / 2021年3月2日更新
昨日の1月25日は「日本最低気温を記録した日」であった。
1902年(明治35年)1月25日、北海道旭川で氷点下41.0度の日本最低気温を記録。
余り知られていないが、この日に山岳史上最悪の遭難事件が起こった。
新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」で取り上げられた、青森歩兵第5連隊210名が
八甲田山で冬期行軍訓練を決行し、その日の厳寒で凍死し生き残ったのは11名のみ。
この遭難事故を映画化した時、厳寒の中撮影を決行したが余りの寒さで呼吸困難となり
ヘビースモーカーだった主役の高倉健は、これを機に煙草を絶ったそうである。
これも余り知られていない「逸話」である。
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