コラム
東京と京都 皇居と御所
2020年8月25日 公開 / 2021年3月2日更新
日本の首都は「東京」と、全国民が承知していることは事実であるが
意外にも、「日本の首都は東京」と定めた法令は、今もって存在しない。
桓武天皇が延暦13年(西暦794年)に、平安京遷都(=京都)の詔を発せられて以来
現在に至っている。
「都を移す=遷都」ことに、なっていないことになる。
古来より天皇がいる所を「都」と指し、その場所が日本の首都であることになっている。
そのため天皇の住まいを「皇居」と呼ぶが、「皇(=天皇)が居る」とさすらしい。
本当に天皇が居るべき場所は、いまも「御所」であると解釈されている。
150年以上経った今でも、京都の人からすると
「天皇様は東京にしばらく出かけている」と言うことになる。
写真は京都御所
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