金沢発「海洋プラごみを付加価値のある物にカエルデザイン社」
愛媛県四国中央市の企業が、海で分解されるレジ袋を開発し
この夏から販売することとなった。
このレジ袋は、サトウキビやトウモロコシ等の植物由来の樹脂が
原材料として使用されている。
仮に海洋に流れても、海中のバクテリアによって90%以上が水と二酸化炭素に
分解される。
しかし、開発途中なのか ? 課題も多い。
まず完全に分解されるまでに、約180日(=六カ月間)という時間を要す。
その間に海洋生物が飲み込む等のリスクがある。
また、価格も従来のレジ袋に比べ7倍~10倍もし、普及に課題が残る。
まだしばらくは、レジ袋の使用を極力ひかえることが一番の得策のようである。