進む高齢化の現実
昨年の新語・流行語大賞に「タピる」で入賞したほど、いまタピオカミルクティーが
空前のヒット商品となっている。
タピオカとタピオカ代用物の輸入量は、昨年1年間で6,270万トン、
前年比2倍上の驚く量である。
タピオカミルクティーの流行で、業務用の牛乳が逼迫し、常温保存可能なLL牛乳、
そして味を濃厚にする「クリープ」までもが、この効果にあやかっている。
さらに紅茶にも追い風が吹き、ここ数年低迷していた輸入量も昨年は10%以上
増加した。
しかし、喜んでばかりはいられない。その陰で無洗米が大きな打撃を受けている。
白米を無洗米に加工する際、うま味を残しつつ白米に付着した負荷を取り除くのに
なんと「タピオカ」を使用しているのである。
そのため無洗米加工業者は、「タピオカ」の確保と価格高騰に大変苦労している。
無洗米の消費量が多いのは、一般家庭でなく実は外食産業である。
「タピオカ」ブーム ? バブル ? は、外食業界の値上げ引き起こす恐れもある。
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