「透明」に色付く現代社会
高齢者による悲惨な交通事故が、毎日のように報道されている。
警察庁によると昨年1年間の免許返納率は、65歳以上で2.13% 75歳以上は4.92%。
特に地方での返納率が低い。
「車がない」ことが、買い物や病院の通院等へ大きな生活障害となっている。
公共交通機関も、1日数便のみのところも多くある。
日本ばかりでなく、各国とも高齢者ドライバーの事故防止に試行錯誤している。
ドイツやスイスでは、「運転は昼間のみ」「場所の限定」と厳しい条件を付けている。
オーストラリアやアメリカでは、運転技能を見極める実施試験を取り入れている。
中国は、70歳定年制を採用した。
今後さらに高齢化が進む中で、日本もドライバーの自主性に任せず
ドラスティックなルールの確立が、必要となってきた時期に来ているのかもしれない。